皆さんご存じのとおり、短大もずっと不調下降線基調にあるわけなんですが、
その原因は女子大が不人気というだけではなく、2年間では短すぎるというのも一因になっています。
そして、Fラン大学が4年制で失敗しているのなら、両者の間をとって
3年制の新たな高等教育機関へ移行を促してみればよいのではないかと思案していました。
そもそも専門職大学という形態は、ドイツの専門大学とそれを模倣した韓国の専門大学の制度が元としてあるわけなんです。
失われた30年を無為に傍観し続けたその後に、ようやく利権の亡者日本がパクってきたという流れです。
韓国の大学進学率が高い理由はこの専門大学を含めているからです。
私は3年制であれば専門職大学を大いに歓迎していたことでしょう。
これを機に大学4年、専門大学3年、短期大学2年と分かりやすく区別すればいいと考えていたからです。
でも欲を出し過ぎたんでしょうね、専門職大学の蓋を開けてみれば既存の大学と同じ4年制でした。
何をしたかったのかよく分かりません。少しでも多く金儲けがしたかっただけという思惑が見え隠れして嫌気がさします。
すでにFラン大経営で失敗していることを自覚していたため、新たな食い扶持手法を作り出しただけというのが実情でしょう。
上記の大学校は入省入庁前の教育機関となっております。 警察大学校、自治大学校、消防大学校、税務大学校、国土交通大学校は入省入庁後の教育訓練研修施設です。 その他にも独立行政法人が設置している大学校が存在していますが、同様に内部の教育機構となっているものは除外してあります。 ここでは高校卒業後の進路先候補となる大学校を列記します。 職業能力開発大学校と国立海上技術短期大学校は2年制のため地域別に記載しています。
Fラン大に対する批判は4年制文系に集中しがちですが、私は看護大や幼保福祉、音楽大なども多く選抜しています。
この最大の理由は4年間の学費に起因しています。十数年前になりますがネット上で、なぜFラン大ばかり叩いて
短大や専門学校はスルーなのか?四大に対するただの嫉妬ではないかと指摘する人物と遭遇しました。
その時から、なぜ4年制私大昼間部にだけ問題があるのかを考えるようになりました。
2019年専門職大学が登場する前には色々と夢を描いたものです。
学費が高すぎる私立大学看護医療系も再び3年制の専門大学に衣替えして圧縮してみるのもいいでしょう。
ほかにも、国立大学理系修士までの6年間4:2分割を3:3ないしは3:2に改めるとか、高専を院直結の6年制にするとか妄想を楽しんだものです。