高校選びの初動で偏差値を利用することは有意義なことでしょう。しかし志望校を具体的に決定する段階になって「偏差値が自己学力と相当であるから」
といった理由で選択することは絶対に間違っています。この一覧にある公立高校は損であるから行くなとまでは主張しません。
その高校に行きたいと思う明確な動機さえあればいいのです。家から近い、制服が可愛い、校舎が綺麗、友達が行くからetc
偏差値が妥当だからという理由でなければなんでもいいでしょう。
Dランクになれなかった首都圏公立高校
神奈川県公立高校2校
56 横浜瀬谷高校
56 湘南台高校
55 横浜氷取沢高校
55 みなと総合高校
神奈川県代表は文句なしの鉄板で藤沢西でしたが、2021年度の入試実績で見事にDランクに昇格しました。
2024年度の実績では湘南台、横浜氷取沢、みなと総合の3校でDランク入りを争い接戦でした。
東京都立高校4校
57 翔陽高校
57 上水高校
57 工芸高校
57 科学技術高校
55 晴海総合高校
55 杉並高校
55 東高校
55 芦花高校
都立高校の代表とも言える杉並高校が戻ってきました。翔陽高校は東高校が降格処分を受けた結果、Dランク繰り上げとなりました。
科学技術高校は多摩科技にずっと差を付けられているので、どうにか復活して欲しいものです。
総合芸術高等学校と工芸高校は1000校には入っておりませんが別枠でDランク以上の扱いとなっております。
埼玉県公立高校5校
58 大宮光陵高校
56 常盤高校
56 浦和北高校
56 本庄高校
56 市立川越高校
55 川口高校
55 松山女子高校
55 所沢西高校
54 朝霞高校
54 南稜高校
54 杉戸高校
53 越谷西高校
53 草加高校
みんなの高校情報で偏差値の大幅修正がなされたため、著しい適正化により校数が激減しました。
常盤高等学校と大宮光陵高校は1000校には入っておりませんが別枠でDランク以上の扱いとなっております。
2020年当時、全国最下位は埼玉県であると雑感で信じて疑っておりませんでしたが、全国調査をしてみたところ、
想像以上に埼玉県と千葉県が群を抜いていました。次点が福島県や宮城県であると判明したことは貴重な成果でしたが、
今年からは埼玉県が最下位とは言えない状態になっています。
千葉県公立高校8校
58 柏の葉高校
58 君津高校
58 千葉女子高校
57 佐原白楊高校
56 千葉北高校
56 市立習志野高校
55 東金高校
55 磯辺高校
55 船橋芝山高校
55 市川東高校
54 我孫子高校
2021年度版作成終盤で散々悩んだのが柏中央高校のランク決定。この一覧を作成するきっかけとなりました。
その柏中央も神奈川県の藤沢西高校と同様に安定してDランクに位置するようになりました。
柏の葉高校はDランク復活しましたが、船橋芝山はもどらず。埼玉県では大幅に修正された偏差値ですが、千葉県は本当にこの数値が正しいのでしょうか。
茨城県公立高校4校
57 水戸第三高校
57 古河第三高校
56 土浦第三高校
55 牛久高校
今年から東日本枠から分離独立させました。55 水戸商業高校は除外しています。
Dランクになれない普通科公立高校(2024年7月8月全国調査)
東日本13高校
59 北海道帯広緑陽高校
55 北海道北見柏陽高校
55 北海道網走南ヶ丘高校
56 宮城県仙台三桜高校
56 市立仙台高校
55 宮城県仙台西高校
55 宮城県石巻好文館高校
55 宮城県富谷高校
56 山形県立米沢東高校
55 山形県立酒田西高校
55 山形県立鶴岡北高校
63 福島県立福島南高校
59 福島県立福島西高校
56 福島県立いわき光洋高校
54 福島県立いわき湯本高校
55 新潟県立三条東高校
57 長野県岩村田高校
57 長野県松本美須々ヶ丘高校
56 長野県大町岳陽高校
57 静岡県清水南高校
鶴岡北高校は統合後校名変更中高一貫校化しており閉校しています。
2024年度の実績で再びDランクに昇格した北見柏陽、富谷高校、仙台三桜、松本美須々ヶ丘を削除。
合格実績を公開しなかった網走南ヶ丘、福島南、福島西、岩村田、清水南はEランク降格処分となりました。
西日本10高校
57 愛知県立小坂井高校
54 滋賀県立玉川高校
57 大阪府立登美丘高校
55 大阪府立阿倍野高校
55 大阪府立堺東高校
58 奈良県立国際高校
55 奈良県立生駒高校
55 奈良県立桜井高校
51和歌山県立耐久高校
55 徳島県立阿波高校
59 福岡県立三池高校
56 福岡県立小倉東高校
55 福岡県立武蔵台高校
55 福岡県立山門高校
55 福岡県立田川高校
47 福岡県立糸島高校
57 宮崎県立都城西高校
奈良県立国際と都城西高校Eランク降格処分。
2023年度の実績でDランクになれなかった小倉東高校ですが、2024年度実績で再びDランク復活です。
選定作業最終局面で糸島か沖縄県の八重山高校のどちらかをEランク降格処分することになりましたが、
糸島高校の偏差値47と三池高校や偏差値55の3高校との対比は当サイトの真骨頂の一角でもあるので優先維持させました。
小坂井高校は8月1日にHPリニュと同時に公開。モヤモヤしていたところ無事Dランクに戻すことが出来ました。
北陸3県と中国地方は0校です。
※偏差値はみんなの高校情報を利用しています。
※首都圏以外では普通科高校のみ記載してあります。福島南高校は普通科に準じるとして掲載しております。
Eランク高校で一番偏差値が高いのはこの福島南高校文理科で偏差値は63から57(ベスト学院進学塾:去年比-1)とされています。
※2024年までの間に偏差値が上昇した高校は記載漏れとなっている可能性があります。
(外部リンク)
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