2025年都立高校定員割れ
総合学科をはじめとする普通科以外の高校でも定員割れを起こしていますが、当サイトでは入試倍率で1倍を下回った
普通科のみをFランク高校と認定しています。また、定時制も認定対象外としていますのでご注意ください。
正式には普通科であってもコース設置等で実質専門科されている場合は普通科として計上しない場合があります。
ですので、厳密な数値にこだわる人はこのサイト全体が使い物にならないと思います。
全国3438公立高校で令和7年度の全国Fランク校数を確認することが出来ます。
私立高校無償化が話題になる中、公立高校の定員割れ問題も全国的に関心を集めておりますので、
令和7年度版の全国詳細調査を実施しました。
- 都立大森高等学校(8年連続)
55名全員合格
- 都立光丘高等学校(8年連続)
125名全員合格
- 都立野津田高等学校(7年連続)
46名全員合格
- 都立葛西南高等学校(6年連続)
101名全員合格
- 都立羽村高等学校(6年連続)
119全員合格
- 都立多摩高等学校(5年連続)
78名全員合格
- 都立田柄高等学校(5年連続)
95名全員合格
- 都立深沢高等学校(5年連続)
104名全員合格
- 都立五日市高等学校(4年連続)
57名全員合格
- 都立大山高等学校(4年連続)
91名全員合格
- 都立忍岡高等学校(3年連続)
109名全員合格
- 都立飛鳥高等学校(2年連続)
168名全員合格
- 都立青井高等学校
74名全員合格
- 都立山崎高等学校
90名全員合格
- 都立秋留台高等学校
116名全員合格
- 都立翔陽高等学校
138名全員合格
- 都立淵江高等学校
144名全員合格
- 都立美原高等学校
145名全員合格
- 都立板橋有徳高等学校
151名全員合格
- 都立東村山西高等学校
161名全員合格
- 都立篠崎高等学校
177名全員合格
- 都立足立新田高等学校
192名全員合格
- 都立東大和高等学校
208名全員合格
- 都立拝島高等学校
212名全員合格
- 都立永山高等学校
225名全員合格
- 都立府中西高等学校
238名全員合格
少子化と相まって私立高校無償化による影響が最大の理由とされていますが、平成28年度入試では0校だったFランク高校が一気に21校まで拡大してしまいました。
普通科以外の高校や島しょの高校はFランク認定をしておりません。
下位の高校でも倍率変動が激しいのが都立高校入試の特徴でしたが、所得制限撤廃による一層の都立高校回避により
Fラン固定化が進みつつあります。本当に
偏差値などまったく意味のない無用の長物
と化してしまったことが興味深いところであります。
定員割れだと全員合格するのか?
全国では最終志願者倍率でFランク判定をしておりますが、都立高校や神奈川県、埼玉県の公立高校では
全員合格という事実からFランク認定をしています。基本的には全員合格となるはずなんですが例外もあります。
具体的には2022年度入試の都立
田柄高校と2023年度入試の都立
深沢高校です。
なお、
文部科学省は公式に定員内不合格者は0であると公表しています。
定員内不合格0は9都道府県としています。北海道、東京、神奈川、愛知、滋賀、大阪、兵庫、和歌山と、前年度5人以下だった三重。
これまで0だった埼玉で1人とされていますが、この1名は市立高校の定時制とされていますので、草加西高校ではありません。
また、神奈川県2024年度の藤沢工科高校は都立高校同様封殺されているようです。
※2025年度都立府中西高校は237名募集238名受検238名合格
※2025年度千葉県立浦安南高校は86人受検85人合格
※2024年度埼玉県立草加西高校は238名募集234名受検233名合格
※2024年度都立松原高校は157名受検156名合格
※2023年度都立深沢高校は男子75名募集62人受検61人合格女子全員合格
※2022年度都立田柄高校は女子60名募集42人受検41人合格男子全員合格
首都圏Fランク公立高校一覧(普通科)※令和7年度
左の数値が募集定員で右の数値が合格者数となります。
神奈川県公立高校普通科Fラン16校←9校
県立津久井高等学校 158 087(8年以上連続)
県立愛川高等学校 183 095(8年以上連続)
県立寒川高等学校 278 159(8年以上連続)
<※2019年にわざわざ普通科を新設>
県立小田原東高等学校 118 090(6年連続)
県立山北高等学校 198 179(6年連続)
<※2017年にわざわざ普通科に転換>
県立大師高等学校 228 171(2年連続)
県立足柄高等学校 239 203(2年連続)
<※2025年にわざわざ普通科を新設>
県立二俣川高等学校 119 111
県立二宮高等学校 239 205
県立横浜桜陽高等学校 270 256
県立秦野曽屋高等学校 279 263
県立相模田名高等学校 279 264
県立菅高等学校 279 267
県立綾瀬西高等学校 319 293
県立綾瀬高等学校 319 309
県立麻生高等学校 319 315
※クリエイティブスクールは除外してあります。
※厚木清南高校はフレキシブルスクールのため除外してあります。
※三浦初声高校、平塚翔風高校は実質的には普通科高校ではないと判断し除外してあります。
千葉県公立高校普通科Fラン19校←21校
<※定員40名減事前対策努力あり>
県立船橋豊富高等学校 120 041(8年以上連続)
<※定員40名減事前対策努力あり>
県立浦安南高等学校 120 085(8年以上連続)
県立大多喜高等学校 160 133(8年以上連続)
県立関宿高等学校 120 029(連携型中高)
県立小見川高等学校 160 130(6年連続)
県立鎌ケ谷西高等学校 200 160(5年連続)
県立船橋北高等学校 200 163(5年連続)
<※定員40名減事前対策努力あり>
県立八千代西高等学校 160 065(4年連続)
<※定員40名減事前対策努力あり>
県立我孫子東高等学校 200 165(4年連続)
県立船橋法典高等学校 240 221(4年連続)
<※定員40名減事前対策努力あり>
県立銚子高等学校 120 114(3年連続)
県立市原緑高等学校 120 107(2年連続)
県立流山南高等学校 280 268(2年連続)
県立市川南高等学校 280 274(2年連続)
県立松尾高等学校 120 114
県立君津高等学校 240 239
県立成田北高等学校 280 259
<※定員40名減事前対策努力あり>
県立千葉北高等学校 280 275
県立野田中央高等学校 320 316
※昨年度は八千代東高校を重複掲載していました。ご迷惑お掛けして申し訳ございません。
※八千代東志願者確定287欠席2受検者数277?受検者確定286合格274海外・外国人6
※富里志願者確定167欠席1受検者数159?受検者確定167合格157海外・外国人3
※市立柏志願者確定285欠席1受検者数276?受検者確定284合格274海外・外国人6
※千葉北高校は276名受検1名志願取消。船橋豊富高校は42名受検1名志願取消。市川南高校は275名受検1名志願取消。
※コミュニティスクール(多古、長狭、浦安、京葉、九十九里)とアクティブスクール(市原、行徳、泉、船橋古和釜、流山北、天羽)は除外してあります。
※県立沼南高校は実質的には普通科高校ではないと判断し除外してあります。
埼玉県公立高校普通科Fラン18校←21校
県立蓮田松韻高等学校 198 155(8年以上連続)
県立上尾橘高等学校 158 061(5年連続)
県立北本高等学校 158 093(5年連続)
県立栗橋北彩高等学校 198 113(5年連続)
県立桶川西高等学校 158 100(4年連続)
県立妻沼高等学校 119 104(3年連続)
県立羽生第一高等学校 158 125(3年連続)
<※2026年に鳩山高校と統合予定>
県立越生高等学校 079 056(2年連続)
県立日高高等学校 118 092(2年連続)
<※2年前に比べ定員40名増の結果>
県立ふじみ野高等学校 158 143(2年連続)
県立深谷高等学校 198 146(2年連続)
県立鶴ヶ島清風高校 198 169(2年連続)
県立川越初雁高等学校 198 190(2年連続)
県立新座高等学校 198 195(2年連続)
県立三郷高等学校 198 134
県立狭山清陵高等学校 198 182
県立坂戸西高等学校 318 311
県立所沢中央高等学校 318 316
※上尾橘の実受検数は62。3月3日情報だと実受検数は61欠席1
※県立鴻巣女子高校は保育科設置校のため除外してあります。
※県立児玉高校は普通科を主とする高校ではないとして除外しました。
※県立越生高校は美術科設置校のため除外するか検討中です。
※県立松山高校はランク決定方法指針によりFランク認定しておりません。ご注意ください。
※県立秩父高校はランク決定方法指針によりFランク認定しておりません。ご注意ください。
定員割れ校数増加によりページが長くなりすぎたため、北関東を分離独立させました。
全国調査を行いましたので北関東だけではなく北陸信越も含めています。
2025年定員割れ全国調査実施済み
北海道定員割れ高校
東北定員割れ高校
北陸北関東定員割れ高校
首都圏定員割れ高校
東海山梨定員割れ高校
関西定員割れ高校
中四国定員割れ高校
九州定員割れ高校
本来の目的趣旨は下記のとおりです。
Eランク高校普通科→Fラン大学という無駄をなくしたい。
東大を頂点とする普通科ヒエラルキーはDランク高校までで十分。異なる道や違った学び方を模索しよう。
Fランク大学に行きたいのなら私立高校下位にでも行けばいいんじゃないですかね?そのルートなら否定はしません。
Fランク高校生を批判することは好ましくありません。なんら対策もせずに放置している行政側が問題なのです。
(外部リンク)
教育困難校の生徒は保育・介護の重要戦力だ 東洋経済ONLINE
「定員割れなのに不合格」全国公立高で延べ1631人 東洋経済ONLINE
3年目となった文科省定員内不合格調査の公表 (会報2025年2月号より)
「普通科の高校でも進級の条件を厳しくすべきでは?」→これをやった結果を解説した本がありました
得意なものはそれぞれ全部違う 本田宗一郎 YouTubeショート